手帳とともに

手帳についてあれこれ。文具についてもあれこれ…?

トラベラーズノートは増える

トラベラーズノートは増える」

そんな恐ろしい言葉を目にしたことがる。

その時は随分沼っているなぁと感じていたものだが、まさか身をもって実感する日が来ようとは夢にも思わなかった。

f:id:yoshinomori:20170430110812j:plain

トラベラーズノートが増えた。

彼らは増殖する。

間違いない。

単細胞生物よろしく分裂し増えていくのかもしれない。

一匹を手にすると仲間を呼ぶのかもしれない。呼ばれた仲間は更なる仲間を呼び、増殖が止まらないのかもしれない。

 

 

私がトラベラーズノートに手を出したきっかけ

 2016年にダイアリーパックが割引されているものを見かけた。

革本体は通常品と変わらず、中身のノートが無罫ノートではなくバーチカルダイアリーだっただけのこれは手を出すには丁度良い機会だ!買うっきゃない!!→買った。

ただ、それだけだったのだ。

当初は本当にこんな軽い気持ちだった。

 

正直に言うと、トラベラーズノートは気になっていながらも、茶と黒、どちらの色も特に好みでもなく無理して買う必要はない。限定カラーでいつか赤が来た時に購入しようと「時期」を待っていた。

トラベラーズノート自体に人気があったのも人気に飛びつくようで手をだすもんか、という変な意地もあった。天邪鬼だったのだ。

 

それが、半額を前に屈したのだった。

 

 

傷が怖い

トラベラーズノートの革は傷がつきやすい。ゴムを外すにしても爪でひっかいてしまうと傷がつく。

チャームを付けていてもチャームによる傷がついていく。

バッグに無造作に入れておけば、バッグの中で揉みくちゃにされ、傷が増える。

トラベラーズノート自体が増殖もし、傷も増産していく…

 

そんな「傷」が怖くて最初に買ったトラベラーズノートブラウンは持ち歩くにも巾着に入れ、丁重に丁寧に扱った。

ゴムを外す時も爪でひっかかないよう細心の注意を払った。

付けたチャームも傷を増やすものでないか数日使用感を見た。

 

そんな箱入り娘のようなブラウンはもちろん、使用しなくなった。

傷がつかないように大切に保管しているのだ。

 

トラベラーズノートの使用目的は外出先でもメモ帳であった。

この目的は達成されることなく崩れ去った。

 

 

救世主「ブラック」

やはり「黒」はいつでもどこでもヒーローのピンチに現れる頼もしい味方だ。

トラベラーズノートでもそのことは間違いない。

 

ブラックは他の色に比べて傷が目立たないらしい。

外でメモをするためには最早ブラックしかない!→ブラックを買った。

 

やはり、こちらも巾着に入れて持ち歩くことは変わりない。

しかし、確かにブラウンに比べると傷の目立ち具合は少ないようだ。

そのことが私の心を少し軽くしてくれる。

巾着に入れながらもバッグに入れて持ち歩くことが出来ている。

傷克服のために購入したトラベラーズノートのペンホルダーを付けた。おかげで出先でペンを取り出すのが前より楽になった。

 

最初は惹かれなかったブラック。

ある意味消去法で購入したような色だが、今ではお気に入りだ。

 

しかし、まだまだ出先でのメモ。忘れないように書き留めておくための記録を取ることは十分でないと感じている。

目的は達成されていないように思うのだ。

 

 

むしろ「傷」が様になる「大佐」

今年、2017年3月、トラベラーズノートに限定カラーとしてオリーブが登場した。

このオリーブも当初は赤ではないので見送る予定だった。

しかし、公式の写真で私はあるものを見出した。

f:id:yoshinomori:20170430114422j:plain

公式のインスタグラムのスクショ

この端から見えるジッパー!

なんてかっこいいんだ!

私はここに「ミリタリー」感を見出した。

この子は、もしや「傷が様になる」そんな予感がした。

数多の傷がつくことで、今まで多くの戦場を生き抜いてきた兵士。そんな存在になる。

 

限定カラーは赤が出るまでは絶対に手をださない。何故なら限定カラーが出るたびにいくつも買って、引き出しの奥に仕舞われる。そんな存在になってしまうに違いないから。

固く決意したはずの気持ちが銃弾によって砕かれた瞬間だった。

 

縁があったら購入しようという思いに変わったオリーブ。

縁があったので今ではお迎えをしている。

巾着に入れずにバックに直入れして持ち歩いている。

傷がバンバンつくことで戦場を生き抜いてきた不死身の男、オリーブッ!!!を目指しているが、思ったより傷がつかない。

そんなに傷を怖がることはないのかもしれない。

 

ミリタリー味を見出した私はオリーブを敬意を混めて「大佐」と呼んでいる。

大佐を持ち歩きはするが、まだ出先でメモを取ったことは無い。

お気に入りの黒と大佐とでどちらをどう使い分けるか私の中で定まっていないからだ。

増えすぎたトラベラーズノートを前に私の頭の中は混乱している。

 

まだ増えるトラベラーズノート

大切に保管しているブラウン。

私はもっとブラウンも持ち歩きたい、名前の通りトラベルさせてあげたいという思いを持っている。

傷がつかないようにしたい気持ちと傷なんて気にせず旅をさせたい気持ちが互いに攻撃しあっている。

そんな思いをここ数ヶ月持ち続けていた。

この状況を打破するためにエアポートエディションのブラウンを購入した。

この子は今持っている通常ブラウンとは違い、傷をつけてもいい子にしよう。

購入理由を手にした私は成田空港でエアポートエディションを迷いなくレジへと持って行った。

 

増えすぎたトラベラーズノート

使い分けを考えてはいた。

黒を主軸にオリーブは大佐の名に恥じぬような自活的な何かを書き、成田エディションはお絵描き帳にでもしようかと考えてはいた。

1冊にまとめたい想いと3冊全部持ち歩きたいが流石に3冊は重く、どれを持ち歩きどう使っていくかで今は止まっている。

 

まだ増える…

今月、トラベラーズファクトリーに3店目、東京駅店がオープンした。

ステーションエディションとして東京駅限定柄も販売されている。

これも買う予定だ。

大丈夫、使い道は考えてはいる。問題ない。はずだ。

 

成田エディションは欲しいと思っていた寄木チャームを付けた。

が、どうも相性が良くないような気がしてきているので外したい。だが、寄木チャームは使いたい。

ので、新たに寄木チャーム用のトラベラーズノートブラウンが欲しくなっている。

 

一体、この際限なく続く物欲はどうなってしまっているのだろうか。

トラベラーズノートという魔物に憑かれてしまっているのかもしれない。

 

 

 

トラベラーズノートは安易に手を出していい存在ではない。

相応の覚悟を持ってこちら側へ来ることを推奨したい。

 

 トラベラーズノートは増えるぞ。